サルナート、宿の近所を散歩

観光と悟りと解脱を成し遂げた私は、もはや、やることがなくなったので宿の近くを歩くだけにしました。

木の幹に絵が描いてあるのを見つけました。

グーグルマップでは宿のすぐ近くにレストランがあるらしいのですがいくら歩いても見つからず、小さなホテルの奥のほうにある事にやっと気づきました。わざと見つからないようしてるとしか思えません。たぶん、そのホテルの宿泊客用なのでしょう。

カレー料理は絶対辛いのでモモ(チベットのギョーザのようなもの)にしました。向かいが(日本が作った大学の?)チベット学部らしいのでチベット料理もあるみたいです。

やはりインドのモモは、これじゃない感、がします。冷凍なのかもです。

コーヒーを頼んだらチャイ風の素焼きのようなカップに入って出てきました。カフェオレボウルのようでおしゃれな感じです。

レストランの隣にある仏教系の学校の生徒さんが作った作品が並べてあり、それに混じってお酒禁止のプレートがありました。インドはお酒禁止の州が多いみたいで、ここの州(ウッタルプラディッシュ州)もお酒禁止のようです。そういえば以前インドに行った時、気軽にビールを頼んだら、お酒を飲むための秘密の地下室に連れていかれたことを思い出しました。

近所の雑貨屋で小さいケーキが30ルピー、マンゴージュースが10ルピーでした。合計60円なので日本のスーパーの物価から比較すると三分の一程度でしょうか。

30年前のインドに比べると、というか、インドだけでなく世界中が、おそらくインターネットによって均質化しています。

そして今の世界はおそらく人間が解脱を成し遂げた後の、すでに、いわゆる極楽なのです。だからこれ以上の悟りも解脱も成す事は出来ませんし、その必要が無いのでしょう。

今後の予定は、解脱も終わったので、あとはガンジス川に戻って入水し、涅槃成仏するだけですが、水が冷たすぎて死にそうなのでやめておきます。

(インド サルナート 2020年1月)











 

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