ブッダ師は苦行の後、悟ったといいます。 私も一日中、断食をしてトイレに座り続けて、意識が遠のき、また悟りに達しました。 心は弱いものです。身体には勝てません。身体が心という幻想や妄想を作り出しているのです。映写機がスクリーンに映像を映すように、この世界はすべて幻影です。 世界の中に自分が居るのではなく、自分の身体、大きく言うと、世界を構成するひとつのものが、プラネタリウムのように、幻影としての世界を作り出しているのです。自分が世界を作っているのです。 そして、そこにたち現れるすべてのものは神です。コロナウイルスも牛もリクシャーワーラーも神です。善も悪もダークサイドもライトサイドの区別も無く、その時の自分にとって都合がよければ善であり、都合が悪ければ悪とタグを付けるだけなのです。 長い文章を書いている間にも瞑想ゲリピーの第3波、第4波がやってくる恐れがあります。3秒でトイレに到達しなければ間に合いません。 ゲリピーだけでなくゲロピーも同時にやってきます。 インドゲリピーはそれほど想像を絶するほど恐ろしいものなのです。 やはり日本人にはインド現地生活は無理です。 (インド チェンナイ 2020年2月)