ASUS T100HA
今回のベトナム流浪では、流浪人絵師としての活動があまりできなかった。原因としては、安宿にはテーブルが無いのでマウスが使いにくいこと、そもそもマウスだけで画面に絵を描くのは難しい。次にノートパソコンの液晶がやや古いタイプだったので見る角度が少し変わるだけでコントラストが大きく変わり非常に見にくい。しかし、一番大きな原因は、絵を描く意欲と技術が無いことである。
そこで、帰りの空港で両替を済ませると、ちょうど、ASUS T100HAという、2in1というのか、ノートにもタブレットにもなるタイプのパソコンが買える現金がぴったり残ったので、いつものように衝動買いしてしまった。タッチパネルなので数百円のペンで画面に直接絵が描けるのである。画面サイズは10インチほどでIPS液晶、重さも1kg程度で充電も5VのUSB充電器でも充電可能なようなので荷物も減らせる。
やや使いにくいのは、本体には充電兼用のマイクロUSB以外には、TYPE-CのUSBしか無い。ただし、キーボードを合体するとキーボード側には標準サイズのUSB2.0コネクタがあるのでなんとかなりそうである。
重心がディスプレイ側にあって倒れやすいからか、ヒンジが開く角度がやや狭いが、IPS液晶なので斜めから見ても不自然さは無いのでまあ使える。
タブレットとして使うと画面にタッチするため、画面が指紋や手の油だらけになるのが、当然というかタブレットの宿命というか、仕方ないところだ。
これで、道具はそろったのである。次は絵を描くだけである。次回はラオスかカンボジアあたりで、流浪人絵師の仕事をしようと思う。
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